選択

瞳とはひどく裏腹なその態度 | 突きつけられた現実 | その拳よりも貴方の視線の方が恐ろしい | たった一つ祈るとすれば、私を覚えていてくれること | たとえ傍に居ることができないとしても | もしも許されるのならば、その手に触れたい | ひどく不器用なあなたは ひどく臆病な私と恋に落ちる | 偲ぶ過去などあるわけなくて、 | 幼いからこそ見えるもの | 皆で手を取り合って それが大きな、

手を陽に翳して まだ血の流れる僕の手を確かめる | 流れた涙とその訳に 誰もが息を呑んだ | 相反するものが互いに支えた一つの宝 | リングが指し示したそれぞれのベクトル | 不釣合いな苦さも 君のため | 構えた視線が見据えた未来 | 君を見つめられる 幸せと、 | 僕が一番じゃないと嫌なんだ | 同じ想いを持つからこその譲れないもの | やさしさがおそろしい

降り注ぐように のみこむように | 拝啓、お兄様 私は笑顔の貴方が好きなのです。 | 振り返れば闇 | 犠牲は少なければいいなんて そんな考えとうに捨てた | 絶対に譲ってはいけないものと、 | さぁ始めようか、最低のパーティーを | 悪いけどもう遊びの時間は終わったんだ | 貴方の為ならいくらでも強くなれるよ | ほら笑って、君が笑えば僕は何時だって元気になれる | それを捧げるのは僕ではなく未来に 

紙飛行機は何処までも風に乗って | 貴方がくれた一筋の温かな希望 | もしかしたら未来に君はいないかもしれないけれど | 強い瞳 | 戸惑って躓いて立ち止まって それでも僕らは進み続ける | それだけ、それだけいいんだ。だから、 | 流れる風 | 止め処ない流水 | 笑い声が溢れるように | どうか君をうしなわずにに生きることを許してください

くやしくてくやしくて、うれしかった | はじめて君の泣き顔を見た気がするよ | だんだんと侵食されてゆくように | ただ瞳を閉じたままで待ちわびていた | 思ったよりも僕は強くて、思ったよりも君は弱かった | 交わらない未来に希望を | きれいな涙が好きだった | いつのまにか当たり前のようにそばにいてくれたんだね | ねぇ、ここを君の愛で満たしてよ | 考えてみれば僕らはまだ半端な存在だったんだ

悲しさに涙なんて流さない勇気 | 僕の感情をどうしてだか僕が否定する | きみとぼくならどれくらい先までいけるだろう | プリモアモーレ(=初恋)を君へ | 絶対を誓うなんて そんなに凄いことじゃない(少なくとも僕らにとっては) | もう見ることはないかもしれないそれでも僕は祈り続ける

並盛

<沢田綱吉>

(さ) 去るのものにすら手を差し伸べて / (わ) 忘れたくないから刻み付ける / (だ) だからって 何をしてもいいわけじゃない / (つ) 包み込むように 注ぎ込むように / (な) 夏色の空を見上げて 大きく弧を描く / (よ) 夜が明ける瞬間の きみの横顔 / (し) 静かに流れる心の涙
握りしめた拳は傷つけるためではなく | とてもとても優しいあなたの とてもとても拙い言葉 | 護られるばかりの情けなさに | 限界を超えたら 残された道は唯一つ | 本当はずっと前から手の中にあった | 君の分までは背負わないからここまで自分で歩いてきてね | どうして君じゃなきゃいけなかったんだろう | 課せられた使命はなんて残酷 | 心が泣いている | 忘れないでずっとそばにいることを

<獄寺隼人>

(ご)ごく当たり前の日常の中で / (く)くだらない愛の言葉を囁いて / (で)でもね、それは言い訳よ / (ら)来年も再来年も、その次も、隣にいさせて / (は)走りよる君を抱きしめて / (や)約束したことすら覚えていないでしょうけど / (と)特別な言葉なんていらない、だから

<山本武>

(や)やわらかくあたたかく、どこまでもやさしくて / (ま)負けることすら想定内 / (も)もっと抱きしめて強く / (と)時計の針を一分だけ進めて / (た)頼りない背中を支えて / (け)景色が一瞬で色を持った気がした / (し)静かに涙を流したあなたをただ見ていた
いつも笑顔を向けてくれるけれど、その分私が不安になることを貴方は知らない | 本当はあのときから予感はしていたけれど気付かないふりをしていた | いつも君を見てきた僕だから | 本当に大切なことは

<雲雀恭弥>

(ひ)陽が蔭り 闇が迫る / (ば)馬鹿だから と 何も知らないフリをして / (り)リスキーな恋情 / (き)君と僕の近づきようのない距離 / (よ)余裕なんてあるわけなくて / (う)埋め尽くしてあげるよ、この手で / (や)やさしさに溺れ、
その名の代償 | この世の記録者 | 見届けるための命 | 誰よりも偽らない |

ヴァリアー

僕らの居場所 | どこかなつかしい | どこか似た感情 | 強さの意味 | エゴイストの正義 | 二つの感情

<スクアーロ>

(〜雨戦)
美しい生き様|その姿はまるで銀狼|何よりも純粋で何よりも残酷だった|浮かび上がった一つの真実|涙を流すことすら許さない|きっと今でも笑ってる|果たせない約束ならしないで|乱れ咲き|まだはやすぎるよ|覆い隠せないなら消してしまえばいい|精一杯手を伸ばして、それでも貴方は掴めずに|まだ終わったわけじゃない|深い蒼に沈む|それでもいいならわたしをころして|両手いっぱいの憎悪と愛情をあなたに|もう戻れない日常|こんなにもなくすことが怖くなるなんてあのときはまだ考えてもみなかった|現実から目を逸らしたら、|振り返らない|もっともっともっと もっと|突きつけられた現実に両膝をついた|皮肉めいた君の言葉が大好きだった|なぶられてもはずかしめられてもそばにいたいとおもうこと|ばかげてる|ゆらゆらとまるで水のよう|またいつかこのばしょで永遠をちかう
(大空戦〜)
またあえたね|ふれたぬくもり|わたしがあいしたあなた|真っ直ぐに見つめたのは私ではなく未来|忘れたことなんてなかった だけど忘れたかった|水面に浮かび上がった煌めく炎に手を伸ばす|もしも再び見ることがかなうならあの時と変わらない君と変わらない場所で|きっとそれは雲が隠した見ることのない運命|涙を乱暴に拭いながら|素直に喜べない君の手のあたたかさ|どうしてきみはそうやってまた笑うの|何もなかったような顔をしないで でも私を見ないで|これ以上遅かったらこっちから迎えにいってたところよ|じゃあもう一度死んでみる?|やっとつながった|手を伸ばしても届かないのにそれは確かに近くにあった|銀色に輝くそれは見紛うはずもないもの|そっとつまみ上げた髪の毛に雨のような口づけを|深く暗い闇で浮かんだのはどうしてだろう君の泣き顔

黒曜

<六道骸>

(ろ)ロドデンドゥロの君(しゃくなげの花言葉=威厳、警戒、危険、荘厳) | (く)狂おしいほどの感情 | (ど)どうか君だけは幸せであるように | (う)映した君の涙 | (む)胸を掻き回す正体不明の激情 | (く)苦しい理由がわからない | (ろ)露呈した僕の全て
残酷な言葉から零れ落ちる、 | その笑みに総てを隠して | 踏みしめた土を蹴り上げて | 遙か未来に待ちわびる | それならもう眠ってしまえばいい | 嘲笑うように僕らを照らし続ける月 | 君依存症 | 本当は誰よりも見つめている | 逆説的恋愛傾向 | たったひとつのひかり

<城島犬>

(じ)ジェラシードッグ | (よ)欲張り足りない | (う)上手く笑えないよ | (し)幸せに包まれて | (ま)また明日の約束をしよう | (けん)ケンカですら愛しいと微笑んで
穢れない強さ | 君のそれに救われていた | 誰よりも何よりも白

<柿本千種>

(か)悲しみよりも先に | (き)希望の指先 | (も)持てない未来へ | (と)遠くまぶしい君の手を | (ち)近くに感じたやさしさ | (く)唇よりも正直な | (さ)最後のなみだ

ディーノとスクアーロ

スク視点⇒ディノ

(学生編)
弱くて強い | いつも笑った顔がうらやましかった | その金色はきらきらとまぶしくて | 誰にだって手を差し伸べた | その優しさはおれだけのものじゃない、わかっているけれど | 僕を見る君の瞳
(リング戦)
出会って、しまった | もう一度笑いあうにはきっとぼくらは違いすぎた | 目の前に君がいるだけで僕は | あなただけには見られたくなかった | 深く沈む時間の中であなただけが光にみえた | 君が僕を呼んでいた | そんなに悲しい目をしないで、僕は大丈夫 | きっと君は僕が生きても死んでも悲しむんだろうね | いつかまた、交わるときがくればいい | 君と僕の未来は一緒だろうか | とても近い、けれど触れられないほど遠い | それが君でよかった

ツナサンド

雲雀と六道

たとえ君を傷つけるとしても | 真っ当な愛し方なんて知らない | ただ奪うだけ | 額にキスを、頬にもキスを | 全てを望んでしまうから | つかめない腕なんていっそ(壊れてしまえばいい) | もしもここで全てが終わるとしたら | 地の果てまで堕ちる覚悟 | 両手に毒 | 水面下交渉 | 一対二のラブマッチ

山本と獄寺

泣かせるつもりじゃなかった | 君はきっと気付いていない、気付かせない | ただ怖くてお互いに見つめていた | 臆病なトラアングルの行方 | いつもの屋上、帰り道 | 妥協的友人ごっこ