大切なものを聞くことほど野暮なものはないよ
たとえ傷つけても欲しいものがあるんだ
たとえ今は忘れ去られていても
大嫌いだから、抱きしめて
抱きしめたくなるような君へ
ただその手から伝わる温もりだけを感じていた
たとえば君と重なり合えば
立ち止まったままの自分にどうすれば強くなれると問いかける
躊躇わずに引き金を
たとえば僕がここからいなくなるとして(君はどうするのだろう)

誰も悪くない
楽しすぎて嬉しすぎて、
タイミングの問題だよ
だから私は見つめつづける
たまには立ち止まって
誰にも泣けない
ただ君が喜ぶことが嬉しい
だからいつも僕は嘘つきになりきれないまま
ただ口付けを交わした桜の木の下
だってそれは僕の前でしか見せないから
たった一つの願いがありました
だから言ったでしょう、私の命はもうとっくに終わってる
たとえば僕らがその時に出会っていれば
大切なものができました、と 嘘をつく
たった一つ祈るとすれば、私を覚えていてくれること
たとえ傍に居ることができないとしても
小さなその言葉が愛しくて
着信音は途切れたまま
小さな手から零れ落ちた
小さなままがよかった

伝えることさえこんなにも難しいなんて
冷たくなった風に身を委ねて
強い風がスカートの裾を翻して
伝わる温もりにただ涙を流して
爪先で水面を蹴り上げる
つないだままならば
次に会うときは笑っていたいから
伝わらない想いこそ、こんなにも膨れ上がって
突きつけられた現実
強い瞳

突きつけられた現実に両膝をついた
手と手を取り合って輪を作る
出会って5年、恋して3日
手を陽に翳して まだ血の流れる僕の手を確かめる
できることならこのままずっと手をつないでいたかった
手を伸ばしても届かないのにそれは確かに近くにあった
どうかこの心を探らないで
時よ止まれなんて、苦しい時間が長いだけなのに
どんなときだって君がいれば、と
どんどん欲張りになってく自分が何よりも怖いよ

止め処なく流れゆく時の中で(巡り会えたことは奇蹟なんかじゃない)
止め処なく流れる時の中で
ときどき、泣きたいほど君が好きだと感じる
とても口に出してはいえないけれど 
止まった時間の中でじっと待ち続ける
とてもついていけない
止め処ない流水
尖った気持ちに突き刺さる
どうしてすべてをさらってゆくの
どうして君はそんなにきれいな感情ばかり知っているのだろう

戸惑って躓いて立ち止まって それでも僕らは進み続ける
とてもとても優しいあなたの とてもとても拙い言葉
どうしてきみはそうやってまた笑うの
どう笑ってくれても構わない それでもこの気持ちだけは否定しないで
どちらかを捨てなければいけないと言うのなら僕はどっちもいらない
どうして僕らはこんなにも不器用で見えていることさえも見えないなんて思うんだろう