花
を 贈 る
僕が水(光)になるよ / 舞い散る花の儚さと
花びらの上でおやすみ / 花のじゅうたんを渉って
君の心に咲く花の名 / 鼻のあたまの花びら
たいようの下で一緒に / 咲き乱れよ、少年
あなたが咲かせた私の花 / かすかに香る花の色
はらり ひらり きもち
なくならない想いよ 届け
を(お)き抜けの君の匂い
おなじところで笑っていて
くすぐるような口づけと
るるとして続く未来
るる=縷々(細く長く途切れることのなく)